とびこみ【飛び込み】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一件(いっけん)

解説

飛び込み競技の競技回数は「本」、飛び込み自殺の発生数は「件」で数えます。

意味

①とびこむこと。
*鶴〔1952〕〈長谷川四郎〉六「戦車への飛び込みの間稽古(まげいこ)なるものをやらされた」
 
②「とびこみきょうぎ(飛込競技)」の略。
 
③予約や予告なしに、いきなり訪ねること。
*人生劇場〔1933〕〈尾崎士郎〉青春篇・銅像問題「をんなは、この飛び込みの客である『唐変木』の書生っぽの存在をすっかり認識してしまったらしい」
*とむらい師たち〔1966〕〈野坂昭如〉「とびこみのミシンやピアノのセールスよりはましともみえたが」
*軽口浮世ばなし〔1977〕〈藤本義一〉一九・二「旧家のNさんが、『今東光さんも調べに来られましたよ』とおっしゃったので、河内の古寺天台院に東光氏を訪ねたわけだ。飛び込みであった」
 
④花札で、同種の三枚を持ち、残りの一枚もはいって来る場合にいう。
 
⑤「とびこみじさつ(飛込自殺)」の略。
 
⑥昼間から床下などにしのび込み夜になって盗みにはいること、また、雑踏にまぎれて無料で入場することをいう、盗人仲間の隠語。〔特殊語百科辞典{1931}〕

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