とびら【扉/闔】

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数え方(読み方)・単位

一枚 (いちまい) 、一扇 (いっせん)

解説

「扇」は扉を意味し、古くは閉じるためのものを数えた語です。
⇒ドア

意味

①(戸片(とひら)の意)開き戸の戸。
*日本書紀〔720〕神代下(鴨脚本訓)「良(やや)久(ひさ)しくして美人(をとめ)有りて闥(トヒラ)を排きて出づ」
*新撰字鏡〔898〜901頃〕「 門木也 止比良」
*読本・椿説弓張月〔1807〜11〕前・四回「慌しく門扉(トビラ)をうち敲き」
 
②書物の見返しの次にあって、標題などを記したページ。
*小津桂窓宛馬琴書簡‐天保四年〔1833〕一一月六日「此星、文章を司り候故、祭れば、学問すすみ、立身もいたし候よしに付、書籍のとびらへ印し候事、明の世より盛りに成候」
 
③雑誌の本文の前にある第一ページ。
 
④廊下・縁端をいう、盗人仲間の隠語。〔隠語輯覧{1915}〕

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