とち【土地】

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数え方(読み方)・単位

一区画(いちくかく・ひとくかく)、一面(いちめん)、一つ(ひとつ)

解説

不動産の売買の単位は「区画」。登記簿の土地の区画は「筆」で数えます。「1筆 (いっぴつ) の土地」

意味

①つち。大地。地。どじ。
*本朝麗藻〔1010か〕下・与諸文友泛船於宇治川聊以逍遙〈藤原伊周〉「山河奇絶詩人記、土地苞茅里老伝」
*書言字考節用集〔1717〕一「土地 トチ」
*尋常小学読本〔1887〕〈文部省〉六「夜は、吾等が住める土地、太陽に向はざる故に、その光と熱とを受くること能はず」
*珊瑚集〔1913〕〈永井荷風訳〉池「わが胸は湿りし土地に、水は死したる古池よ」
 
②宅地や耕地など、人為の加工を施した地。地所。地面。
 
③地味。地質。
*後漢書‐陳紀伝「三輔平敞、四面険固、土地肥美、号為」
 
④そのところ。その地方。さと。
*俳諧・奥の細道〔1693〜94頃〕那谷「奇石さまざまに、古松植ならべて、萱ぶきの小屋、岩の上に造りかけて、殊勝の土地也」
*洒落本・辰巳之園〔1770〕自序「此土地に楽しむ遊民は、北国の面白きを知らず」

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