とって【取っ手/把手】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一本(いっぽん)

解説

意味

①手でとったり、つまんで持ったりするのに便利なように、器物・家具などにとりつけた、突きでた部分。つまみ。え。ハンドル。
*和玉篇〔15C後〕「トッテ」
*史記抄〔1477〕五・秦始皇本紀「なにさま、とってにする処ぞ」
*羅葡日辞書〔1595〕「Diôta 〈略〉リャウバウニtotteno (トッテノ) アル サカツボ」
*養生訓〔1713〕五「瓦火桶と云物京都に多し、〈略〉ふたに取手あり」
*見知らぬ人〔1936〕〈真船豊〉一「ひょいとドアのとっ手を廻しましたら」
 
②とりかかる手段。いとぐち。
*玉塵抄〔1563〕一四「隠峯とってにはぐれて語もなうして帰られたぞ」
*歌舞伎・勝相撲浮名花触〔1810〕序幕「彼奴(あいつ)に百両働かせ、其奴を取っ手に、又一花」
 
③相撲のわざ。
*俳諧・竹馬狂吟集〔1499〕一〇「つっと入る堂の仏は阿彌陀にて 相撲のとって四十八あり」
*幸若・夜討曾我〔室町末〜近世初〕「四十八手のとってをば百様にみだしたれば」

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