とうぎゅう【闘牛】

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数え方(読み方)・単位

一頭(いっとう)、一蹄 (いってい)

解説

広く牛について、馬の数え方から派生して、牛を「蹄 (てい) 」で数えることもあります。
⇒うし(牛)

助数詞・単語の「蹄」はひづめを数えます。馬の脚 (あし) にはそれぞれ1蹄ずつあるので、馬1頭を「4蹄」といいます。

意味

①牛と牛とを闘わせる競技。牛合わせ。また、その牛。《季・春‐夏》

*太平記〔14C後〕二五・自伊勢進宝剣事「画工闘牛(トウギウ)の尾を誤って、牧童に笑れたる事なれば」
*社会百面相〔1902〕〈内田魯庵〉犬物語「闘鶏、闘犬、闘牛の類を惣て野蛮だといって悪くいふ者もあるが」
*故旧忘れ得べき〔1935〜36〕〈高見順〉九「いかつい身体をノッシノッシと上へ運んで行くのを、篠原は階段の下から見たことがあるが、全く闘牛の感じであった」
 
②闘牛士と猛牛との決死的闘技。闘牛士が騎馬でするものと徒歩でするものとがある。古くギリシア・ローマで行なわれたが、現在はスペインの国技。
*輿地誌略〔1826〕二「俺太魯西亜(アンタリュシア)に一種野牛あり、闘牛に用ゆ」
*明治月刊〔1868〜69〕〈大阪府編〉一「西班牙国〈略〉国中一般に闘牛を愛し之が為めに人身を損ずることを厭はず」

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