とうしょ【投書】

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数え方(読み方)・単位

一通(いっつう)、一本(いっぽん)、一件(いっけん)

解説

意見・苦情・要望などが新聞などに寄せられた数は「通」「本」「件」で数えます。これらは作品としては扱いにくいため、「点」や「作品」では数えません。 →投稿 (とうこう)

意味

①書状をなげこむこと。
 
②新聞・雑誌などに掲載してもらうため、文芸の原稿や論文、日常の雑感などを送ること。また、その原稿。投稿。
*団団珍聞‐六九三号〔1889〕「投書(トウショ)々々と名斗(なばか)り投書(トウショ)出(でる)が少なく没書が余計」
*社会百面相〔1902〕〈内田魯庵〉学生・下「新聞に投書するのは面白い」
*吾輩は猫である〔1905〜06〕〈夏目漱石〉一「俳句をやってほととぎすへ投書をしたり」
 
③意見、苦情、希望などを書いて新聞・雑誌・ラジオなどの報道関係、公の機関などに送りつけること。
*徳川実紀‐享保六年〔1721〕閏七月「うたふべき旨を奉行所に申断り、中に投書すべし」
*新聞雑誌‐六〇号・明治五年〔1872〕九月「教部省官員某よりの投書に云」

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