数え方(読み方)・単位
一品 (ひとしな) 、一品 (いっぴん)
解説
意味
①他のものを添えること。また、そのもの。特に料理で、主になる魚や肉に添える野菜や、酸味、香味のあるもの。
*怪談乳房榎〔1888〕〈三遊亭円朝〉一一「折へ詰めてちょっと附合(ツケアハ)せも成丈(なりたけ)腐らぬものを」
*大川端〔1911〜12〕〈小山内薫〉二六「せつ子はませた笑ひ方をした。正雄も附け合せに強ひて笑った」
②二つのものをひきくらべ、照らし合わせて異同の有無をしらべること。つきあわせ。
③取引市場で取引所員が客の売注文と買注文のうち銘柄・期限などが同一のものを組み合わせて、市場に出さずに売買を成立させること。つきあわせ。〔取引所用語字彙{1917}〕