わりあい【割合】

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数え方(読み方)・単位

一割 (いちわり) 、一パーセント(いちぱーせんと)、一ポイント(いちぽいんと)

解説

「ポイント」は「パーセント」で示される2つ以上の数値の差を表し、「物価が前年同期より0.3ポイント上昇」のように用います。

意味

①分割してそれぞれの負担分としてあてがうこと。また、そのもの。割当て。割り前。また、割り勘。
*政談〔1727頃〕四「一組の内より外の人を代に出し、其本人より割合を遣す故」
*滑稽本・東海道中膝栗毛〔1802〜09〕七・下「気疎(けうとい)やすいもんゃ。割合(ワリヤイ)にいたそかいな」
*真景累ケ淵〔1869頃〕〈三遊亭円朝〉八五「大丈夫だ。誰も来る気遣はねえが、割合(ワリエエ)を貰え度えなア」
 
②(─する)分割・配分すること。
*地方凡例録〔1794〕一〇「前々より村中入会に致し来り山林・秣場等を、相対を以て分もち切に割合申まじき事」
 
③芝居で、一枡をその許容人数の頭割りにした値を支払って、他人と同席して見物すること。
*談義本・八景聞取法問〔1754〕二・桟敷の混乱「隣桟敷には拾人ばかりの割合と見えて」
*随筆・守貞漫稿〔1837〜53〕三一「天保四年刊行三葉草と云書に所載江戸芝居座席価の写し〈略〉一割合 四匁五分」
 
④その人にとって得となること。
*歌舞伎・月宴升毬栗(散切お富)〔1872〕二幕「爰らで手を打ちお武家さま、お帰りなさるがお割合かと、憚りながら存じまする」

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