わざ【業/技】

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数え方(読み方)・単位

一つ(ひとつ)、一手 (いって) 、一芸 (いちげい) 、一本(いっぽん)

解説

技一般は「つ」で数えます。勝負に関する技や決まり手は「手」で数えます。芸の技は「芸」で数えます。

意味

①深い意味や、重大な意図をもつ行為や行事。
*万葉集〔8C後〕九・一七五九「吾妻に 他(ひと)も言問へ 此の山を うしはく神の 昔より いさめぬ行事(わざ)ぞ〈虫麻呂歌集〉」
*続日本紀‐天平神護二年〔766〕一〇月二〇日・宣命「朕(あ)が敬まひ報いまつる和佐(ワサ)としてなも此の位冠を授けまつらく」
*宇津保物語〔970〜999頃〕蔵開上「宮は御琴をきこしめしつれば、ただにおはしつるよりも若やかに、わざをしつるともおぼされず」
 
②意識的に何事かをすること。また、その行為。しわざ。おこない。
*日本書紀〔720〕皇極元年二月(岩崎本訓)「塞上、恒に作悪(あしきワサ)す」
*万葉集〔8C後〕四・七二一「あしひきの山にしをれば風流(みやび)なみ吾がする和射(ワザ)をとがめたまふな〈大伴坂上郎女〉」
*伊勢物語〔10C前〕六四「昔をとこ、みそかに語らふわざもせざりければ」
*源氏物語〔1001〜14頃〕桐壺「ここかしこの道にあやしきわざをしつつ」
*虎明本狂言・茸〔室町末〜近世初〕「是はぐひんのわざじゃほどに」
*評判記・野郎虫〔1660〕山本琴之介「ふみなれぬ道をゆくには、みちびきなくてはかなはぬわざなればにや」
*小説神髄〔1885〜86〕〈坪内逍遙〉緒言「いと嗚呼(をこ)がましき所為(ワザ)とは思へど、敢て持論を世に示して」

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