やちょう【野鳥】

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数え方(読み方)・単位

一羽 (いちわ)

解説

広く「鳥(とり)」について、鳥類は「羽」で数えますが、「動物園では鳥と動物合わせて1万匹飼育」などのように鳥獣をまとめて数える際は「匹」を用いることもあります。詩的に鳥を「翼 (よく) 」で数えることもあります。「隻」は獲物としての鳥を数える語です。鳥の雌雄ひと組を「一番 (ひとつがい) 」といいます。
⇒とり(鳥)

意味

野生の鳥。本来は飼鳥に対する語で、籠(かご)に入れて飼われていない鳥。同一のウグイスでも籠に入れると飼鳥で、野外で自由に生活をしていれば野鳥であるが、現在では、日本で自由に野外生活を送っている種は、籠に入れても野鳥というようになっている。
 
*日葡辞書〔1603〜04〕「Yachô (ヤチョウ)。ノノ トリ」
*俳諧・笈日記〔1695〕上・難波「いねては朝雲暮畑の間をかけり、さめては山水野鳥の声におどろく」
*水の葬列〔1967〕〈吉村昭〉一「けたたましい啼声とともに野鳥のあわただしく飛び立つ羽搏きの音が、一斉に湧いた」

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