やぎ/ヤギ【山羊/野羊】

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数え方(読み方)・単位

一頭(いっとう)、一匹 (いっぴき)

解説

意味

ウシ科の家畜。肩高四〇〜一〇〇センチメートル。ヒツジによく似ているが尾が短く、雄はあごひげをもつ。角の有無は品種によって異なるが形は鎌形で、らせん状とはならない。中近東に分布する。パサン(ノヤギ)を原種として古くから家畜化され、品種が多く乳用・毛用・肉用に大別される。乳は特有のにおいをもつが滋養に富み、肉・毛はヒツジに劣る。草食性。体は強健で、飼育が容易なので世界各地で飼われる。乳用種としては無角で白色のザーネン種、毛用種としては、縮れた白色長毛でおおわれるアンゴラ種が代表的。やぎゅう。学名はCapra hircus あるいはC. aegagrus

*日本国考略〔1523〕寄語略・鳥獣「羊 羊其(ヤギ)」
*随筆・西遊記〔1795〕五「長崎にたまたまやぎといふ獣あり。其形羊に似て色黒く、毛ながきもの也」
*物品識名〔1809〕「ヤギ 羊に似て小し 野牛」
*尋常小学読本〔1887〕〈文部省〉六「それより追々多くの山羊を得て、之を飼ひ、其乳及び肉を食し」
*桐の花〔1913〕〈北原白秋〉初夏晩春・公園のひととき「山羊(ヤギ)の乳と山椒のしめりまじりたるそよ風吹いて夏は来りぬ」

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