やじゅう【野獣】

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数え方(読み方)・単位

一頭(いっとう)

解説

広く「動物(どうぶつ)」について、鳥類を除く動物一般は「匹」で数えます。ただし、その中でも人間が抱きかかえられない大きさのものや、人間にとって希少価値の高いもの、実験動物や盲導犬のように人間の役に立つものは「頭」で数える傾向があります。学術論文などで研究対象となる動物は、種類に関係なく「個体」で数えます。
⇒どうぶつ(動物)

意味

野生の獣類。人に飼われないで、山野に成長する獣。また、野蛮、無法なことを行なうものをたとえていう。
 
*将来之日本〔1886〕〈徳富蘇峰〉八「唯彼のタルタルの曠原に野獣を逐ひ」
*不安〔1900〕〈幸田露伴〉中「愚もまた甚しいことで、実は野獣同様なことだ」
*吾輩は猫である〔1905〜06〕〈夏目漱石〉三「野獣又は肉食鳥の餌食」
*珊瑚集〔1913〕〈永井荷風訳〉奢侈「歓楽の野獣眠るむさくろしき廏」

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