やかたぶね【屋形船】

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数え方(読み方)・単位

一隻 (いっせき) 、一艘 (いっそう)

解説

広く「船(ふね)」について、使い分けに厳密な区別はありませんが、「艘」の方がボートなどの小型の船に用いられるのに対し、「隻」は大型の船(タンカーや客船など)を数える傾向があります。
⇒ふね(船)

意味

屋形を設けて主に河川や海辺での遊覧に用いる船。屋形御座。屋形。
 
*太平記〔14C後〕三八・九州探題下向事「左京の大夫の屋形(ヤカタ)舩を始として、士卒の小舟共に至るまで」
*浮世草子・椀久一世〔1685〕上・四「桜散らぬうちに見に行かぬかと、さそふ水淀の枝川に屋形舟をかざらせ」
*洒落本・当世繁栄通宝〔1781〕「まづ余国にないものが、時鐘(つりかね)の出来合、江戸むらさき、屋形舟と芝ゑび」
*歌謡曲・野崎小唄〔1935〕〈今中楓渓〉「野崎参りは 屋形船でまゐろ」

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