やくしゃ【役者】

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数え方(読み方)・単位

一人(ひとり)、一人(いちにん)

解説

⇒はいゆう(俳優)
⇒じょゆう(女優)

意味

①役目にある人。その職務を担当、執行する人。役人。

*上杉家文書‐永正一八年〔1521〕二月・越後長尾氏被官連署契状(大日本古文書一・二六二)「今度役者油断故大略落行、其上累年彼宗旨連続義」
*天草本伊曾保物語〔1593〕鼠の事「クラノyacuxa (ヤクシャ) トヲ ヒライテ クレバ」
*信長公記〔1598〕一一「信長公の御代になりて上を敬ひ奉り、月卿雲客・公卿・殿上人・役者達へ御知行参らせられ」
*集義和書〔1676頃〕一一「其者同姓ならば、すぐに祭祀をつぐべし。他姓ならば、往往(ゆくゆく)同姓を求て我後の役者とせむ。同姓其器(うつわもの)なくば、我力を以て祭祀をたたざるはかり事をなすべし」
 
②特に、寺の諸役に従事する僧。法会・法事などにそれぞれ所定の役に従う僧の総称。役僧。

*百丈清規抄〔1462〕三「子弟をやりてをくことなし。それぞれの役者ある也」
*蔭凉軒日録‐寛正四年〔1463〕八月八日「高倉殿今暁御逝去〈略〉役者次弟、喪主竺雲和尚〈等持院諱等連〉」
*俚言集覧〔1797頃〕「役者 寺院の司職に役者の目あり」
*新板当世むりもんだふ〔1830〜44〕「住吉の神職を太夫とはいかに、坊主に役者あるがごとし」

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