やきゅう【野球】

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数え方(読み方)・単位

一戦 (いっせん) 、一試合 (いちしあい・ひとしあい) 、一ゲーム(ひとげーむ・いちげーむ・わんげーむ)

解説

試合数は「戦」「試合」「ゲーム」で数えます。チーム数は「チーム」で数えます。プロチームは「球団」でも数えます。ヒットやホームランは「本」、凡打・三振・四球は「個」「つ」で数えます。

意味

アメリカで発達した屋外球技。九人ずつ二組が、互いに攻撃と守備とを九回繰り返して得点を争うもの。守備側の投手の投げるボールを攻撃側の打者が打ち、一塁、二塁、三塁と回って本塁に帰ると一点とする。日本にはアメリカ人教師によって明治六年(一八七三)頃に伝えられた。明治一〇年(一八七七)には、日本最初のチーム「新橋倶楽部」が結成され、広く行なわれるようになった。ベースボール。
 
*海底軍艦〔1900〕〈押川春浪〉一八「武村兵曹は此児将来は非常に有望な撰手であると語ったが啻(ただ)に野球(ヤキュウ)ばかりではなく彼は過去三年の間、桜木海軍大佐の厳粛なる、且つ慈悲深き手に親しく薫陶された事とて〈略〉雄壮(をを)しき少年とはなった」
*青春〔1905〜06〕〈小栗風葉〉夏・一二「最うロンテニスや容儀躰操でも有るまいから、一番野球でも練習して」
*坑夫〔1908〕〈夏目漱石〉「撃剣の稽古と野球の練習」

語源

①日本へ入ってきた当初は「ベースボール」と呼ばれた。「玉遊ビ」「打球鬼ごっこ」「底球」などの訳が試みられたが定着しなかった〔明治大正新語俗語辞典〕。
 
②明治二六(一八九三)年頃に一高ベースボール部の中馬庚らが「野球」の語を考え出し、同部史(明治二八年)の表題として用いた。明治三〇年代には一般にも広く用いられるようになった。

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