やおや【八百屋】

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数え方(読み方)・単位

一軒 (いっけん) 、一店 (いってん) 、一店舗 (いってんぽ・いちてんぽ)

解説

チェーン店などの店舗数を数える場合は「店」「店舗」を用います。
⇒みせ(店)

意味

①野菜を売る商家。また、それを業とする人。青物屋。やおものや。やおやみせ。やおやだな。
*俳諧・桜川〔1674〕夏一「八百屋にもうるやつるめせ弦いちご〈如酔〉」
*俳諧・類船集〔1676〕太「棚 〈略〉茶入 祇園会の鉾 八百(ヤヲ)屋」
*黄表紙・孔子縞于時藍染〔1789〕序「君が代の、紅粉屋八百屋は、史記にうたはれ」 
*草枕〔1906〕〈夏目漱石〉一「矢張り余った菊は花屋へ売りこかして、生えた筍は八百屋へ払ひ下げたものと思ふ」
 
②学問・技芸・趣味などの雑駁(ざっぱく)なこと。なんにでも興味を示し手を出すこと。転じて、事業や研究などを手広くやる人。なんでも屋。
*伊豆の踊子〔1926〕〈川端康成〉四「八百屋だから何をやり出すか分りゃしません」

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