やすり【鑢】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一挺 (いっちょう) 、一丁(いっちょう)、一枚 (いちまい)

解説

棒状のものは「本」「挺(丁)」、紙やすりは「枚」で数えます。

意味

棒状または板状の鋼の表面に鋭く突起する多数の細かい凹凸をつけて焼き入れした工具。工作物の表面を削って平らにしたり、所要の形にしたりする仕上げ作業に用いる。

*二十巻本和名類聚抄〔934頃〕五「鑢子 四声字苑云鑢〈音慮字亦作〓 漢語抄云鑢子 夜須利〉所以利鋸歯也」
*七十一番職人歌合〔1500頃か〕一番「恨めしや人の心のあらやすりひかきめにだにのぞかれぬ哉」
*浄瑠璃・新うすゆき物語〔1741〕中「天下調伏の〓(ヤスリ)をいれしは、我業なりと明白の白状によって」
*小学読本〔1873〕〈榊原芳野〉一「歯毎に刃ありこれを磨ぐに鑢を以てす
*三四郎〔1908〕〈夏目漱石〉二「其外にやすりと小刀と襟飾(えりかざり)が一つ落ちてゐる」

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