よせ【寄席】

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数え方(読み方)・単位

一席(いっせき)

解説

助数詞・単語の「席(せき)」は、落語の演目を数えます。
⇒らくご(落語)

意味

(動詞「よせる(寄)」の連用形の名詞化)
 
①迫り近づくこと。押しよせること。
*千五百番歌合〔1202〜03頃〕一三九四番「ふりぬれど杉はしるしは有ぬべし波のよせなき松が浦島〈慈円〉」
*おぼろ夜〔1899〕〈斎藤緑雨〉「三方四方あきたる穴のいよいよひろがりて寄せも引きも遂にかなはず」
 
②ひと所に集めること。多く他の語に添えて用いる。「人寄せ」「季寄せ」など。
 
③気持をそちらに傾けること。頼ったり、信任したり、後援したりすること。
*枕草子〔10C終〕一八七・かしこきものは「受領の家などにも、所につけたるおぼえわづらはしきものにしたれば、したり顔に、わが心地もいとよせありて」
*源氏物語〔1001〜14頃〕明石「位たかく時世のよせ今一きはまさる人にはなびきしたがひて」
*評判記・役者評判蚰蜒〔1674〕ゑびすや座惣論「狂言の仕組しとやかに、ことさら三番つづきのおもひ入。はじめおはりたしかにて、あはれもふかくよせおほく」

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