ようそ【要素】

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数え方(読み方)・単位

一つ(ひとつ)、一要素(いちようそ)

解説

意味

①事物または事物の特性が成立したり、その効力を発揮したりするのに欠くことのできない成分・条件。

*哲学字彙〔1881〕「Factor 要素(世)、因数(数)」
*当世書生気質〔1885〜86〕〈坪内逍遙〉一四「彼の恋の道なんども此世の中には必要なる、一箇(ひとつ)の要素(エウソ)でそろ盤外、思案の外なる恋あるゆゑ」
*暗夜行路〔1921〜37〕〈志賀直哉〉一・四「立派と云ふ中には大きさ、或ひは豊さと云ふ要素もなければならぬと彼は思ってゐる」
 
②法律行為の内容の重要な部分で、意思表示をする者にとって、特に重要な意味をもつところ。たとえば、売買契約では、ふつう目的物の種類や性質、代金額などが要素となる。
*民法(明治二九年)〔1896〕九五条「意思表示は法律行為の要素に錯誤ありたるときは無効とす」
 
③数学で、集合や行列などを構成する個々のもの。元。

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