ようそう【様相】

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数え方(読み方)・単位

一つ(ひとつ)

解説

意味

①ありさま。状態。すがた。

*アリア人の孤独〔1926〕〈松永延造〉四「死は確かに一つの深淵であり、我れ等の誰れもが未だかつて、その全様相を見きはめたと云ふ話を聞かぬからである」
*菜の花ざかり〔1956〕〈井上友一郎〉「とりわけ松雄は眼のふちが深く落ち込み、ろくに大きな声さへ出せぬ重病人の様相を呈してゐる」
*月山〔1974〕〈森敦〉「赤川は名川と呼ばれてようやく渓谷の様相を帯びて来る」
 
②({英}modality {ドイツ}Modalität の訳語)
哲学で、事物の存在の仕方、あるいは判断の仕方の種類をいう。後者では、たとえば実然的・可能的・必然的・蓋然的などに分かれる。また、これらの規定をもった命題間の関係を扱う論理学を、様相論理学という。

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