ゆきやなぎ【雪柳】

《スポンサードリンク》
 

数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一株 (ひとかぶ) 、一朶 (いちだ)

解説

植物としては「本」「株」で数えます。花は「本」「朶」などで数えます。「朶」は垂れ下がる花のかたまりを数える語です。

意味

バラ科の落葉小低木。中国原産で、観賞用に植栽されるが、しばしば暖地では渓流の岩上などに野生していて、本来は自生とみる説もある。高さ一〜二メートル。葉は短柄をもち長さ三センチメートルぐらいの線状披針形で縁に細鋸歯(きょし)がある。早春、小枝の節ごとに白い小さな五弁花が二〜七個ずつ咲き、株一面まっ白にみえる。こごめばな。こごめやなぎ。いわやなぎ。漢名に、噴雪花・珍珠花をあてる。学名はSpiraea thunbergii 《季・春》
 
*大和本草〔1709〕一二「雪柳」
*俳諧・糸切歯〔1762〕三月「小米の花〈略〉京師畿内にて篠懸(すずかけ)の花又雪柳ともいへり」
*日本植物名彙〔1884〕〈松村任三〉「コゴメバナ ユキヤナギ イハヤナギ」

《スポンサードリンク》
 



数え方人気 [TOP50]ビジネス文書数え方
季節用語の数え方名数一覧(1~100)