ゆおけ【湯桶】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一本(いっぽん)

解説

意味

①ゆあみに用いる湯を入れる桶。入浴用の桶。湯ぶね。浴槽(よくそう)。また、入浴時に用いる、湯を入れる小さな桶。

*宇治拾遺物語〔1221頃〕三・五「その湯舟に、ゆ桶をしたにとり入れて、それがうへに囲碁盤をうら返して置きて、莚を引おほひて」
*七十一番職人歌合〔1500頃か〕五番「ゆおけにもこれはまことに大なる、なにのために、あつらへ給ふやらむ」
*煤煙〔1909〕〈森田草平〉三三「板の間に着物を脱いで、浴槽(ユヲケ)の中に立った」
 
②飲用の湯を入れる桶。ゆとう。
*歌舞伎・天衣紛上野初花(河内山)〔1881〕六幕「下手に蕎麦釜の土竈、二重に膳丼湯桶(ユヲケ)などを置き、総て入谷村蕎麦屋の体」
 
③茶道具の一つ。寒中、露地の蹲踞(つくばい)に湯を入れて出す、割り蓋つきの桶。

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