ゆり【百合】

《スポンサードリンク》
 

数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一株 (ひとかぶ) 、一輪 (いちりん)

解説

植物としては「本」「株」で数えます。花は「輪」で数えます。

広く「花(はな)」について、車輪の形にも似た、丸く花びらを広げる花は「輪」で数えます。1本の茎に複数咲く花は「つ」「個」、小花は「片」、群をなして咲く花は「むら」でも数えます。
⇒はな(花)

意味

ユリ科ユリ属の植物の総称。地中に、白・淡黄または紫色の鱗茎がある。葉は線形または披針形。春から夏にかけ、大きな両性花が咲く。花は六個の花被片からなり、赤・桃・白・黄・紫色など。雄しべは丁字形の葯(やく)がめだつ。ヤマユリ・オニユリなどの鱗茎は食用ともなる。北半球の温帯に広く分布、観賞用に栽培されるものが多い。リリー。学名はLilium 《季・夏》
 
*新撰字鏡〔898〜901頃〕「白合 二八月採根曝干 由利」
*本草和名〔918頃〕「百合〈略〉一名磨羆 和名由利」
*名語記〔1275〕六「前栽の草の名にゆり、如何。文字は百合とつくれり」
*俳諧・春泥句集〔1777〕夏「ゆりあまた束ねて涼し伏見舟」
*博物図教授法〔1876〜77〕〈安倍為任〉一「巻丹(ユリ)は根塊類にして三月頃より生て七月頃六弁花を開く」

《スポンサードリンク》
 



数え方人気 [TOP50]ビジネス文書数え方
季節用語の数え方名数一覧(1~100)