ゆうびん【郵便】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一通(いっつう)

解説

封書・葉書は「通」で数えます。郵便私書箱は「個」で数えます。

意味

①飛脚を利用して荷物や書状を送る仕事。飛脚便。
*布令字弁〔1868〜72〕〈知足蹄原子〉六「郵便 イウビン シュクツギノタヨリ」
 
②信書その他の物件を集配・伝達する通信業務や制度。国営の事業で総務大臣(もとは郵政大臣)が管理する。明治三年(一八七〇)に、この制度の創設に貢献した前島密らによって定められた語。→郵便制度。

*東京開化繁昌誌〔1874〕〈高見沢茂〉二・郵便「夙に郵便を開き、駅逓寮をして之を管せしむ」
*歌舞伎・木間星箱根鹿笛〔1880〕序幕「先づ第一が郵便(イウビン)に、それから電信陸蒸気」
*妹と背かゞみ〔1886〕〈坪内逍遙〉二「ただちに郵便(イウビン)もて安否をとひ」
*逓信史要〔1898〕〈逓信省編〉二・一「維新の初め政府は飛脚業諸般の弊害を察し明治四年正月遂に新式郵便の制を布き」
*郵便法(明治三三年)〔1900〕「郵便は政府之を管掌す」

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