うろこ【鱗】

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数え方(読み方)・単位

  1. 一枚 (いちまい) 、一片 (いっぺん)
  2. 一鱗 (いちりん)

解説

  1. 鱗は通常、「枚」「片」で数えます。
  2. 「鱗 (りん) 」はうろこを数える語です。

意味

  1. 魚類、爬虫(はちゅう)類、哺乳類の一部などの表面をおおい、体を保護している小片。魚類のものは真皮の変化したもの、爬虫類のものは表皮が角質化したもの、哺乳類に属するセンザンコウのものは表皮が化骨してできたものとされる。いろこ。いろくず。うろくず。こけ。こけら。
  2. 魚類一般をさす称。特に、鯉(こい)をさしていうことがある。さかな。

語源

  1. 古くイロコと呼ばれたが、一五世紀後半ころよりウロコが現われ、一七世紀初めには一般化したようである。
  2. 現代共通語形として通用するが、方言では富山・岐阜・愛知西部以西におもに分布する。これに対して青森を除く東日本ではコケ・コケラが鱗を意味する語として分布するが、すでに若年層では用いないものも多く、廃語化の様相を呈する地域もある。なお、近世の江戸ではウロコを用いるが、これは多く三角形をあらわし、鱗の意味ではコケを用いた。
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